新中学問題集1年(発展編)
英語家庭教師の高橋です。
中学1年生で習う英語は、これからの英語力の土台となるとても大切な内容です。
授業では、新中学問題集中学1年(発展編)をベース進めていきます。
中学1年で学ぶ内容と、特に注意が必要なポイントをご紹介します。
中学1年で学ぶ主な文法項目
- be動詞の文(I am / You are / He is など)
- 一般動詞の文(play / like / go など)
- 三単現のS(He plays ~)
- 名詞の複数形(books / boxes など)
- 命令文(Open the window.)
- 疑問詞(what / what time / when / where など)
- 現在進行形(I am studying.)
- 一般動詞過去形(played / went など)
以下2年生への橋渡し
- be動詞の過去形(was / were )
- 未来表現(will / be going to)
- There is ~ の文
- 助動詞(can / must など)
- 過去進行形
よくあるつまずきポイントと対策
1.be動詞と一般動詞の使い分け
「Are you play tennis?」のような間違いがよく見られます。
一般動詞とbe動詞はしっかりと区別できるように、下記の点に注意して指導します。
- 意味の違い:be動詞は「AはBです」、一般動詞は「~する」
- 一般動詞の疑問文・否定文にはdo/doesを用いて、is/am/areは出てこないこと
- be動詞「~にいる」「~にある」という「存在」の意味があること
- be動詞はSVC(第2文型)、一般動詞はSV(第1文型)かSVO(第3文型)を作ること※生徒に余力がある場合。
2.名詞・代名詞の複数形
複数形の作り方(sやesのつけ方)をまずは徹底的に学習します。
その他、下記のように暗記が多い文法事項です。
- 指示代名詞の複数形「this → these」「that → those」、
- 人称代名詞の複数形(he / him / his → they / their / them)
- some/any + 名詞の複数形、how many +名詞の複数形など
→新中学問題集以外にも、プリントを作成して「どんな場合に名詞の複数形を用いるか」という根底にある原則の定着を目指します。
2.三単現のS
下記の点に注意します。
- 名詞の複数形のs/esとの区別
- 3人称単数の単語にYour がついた時のs/es
例)Your brother ”play_” tennis every day. のように、s/esを付けられない生徒が目立ちます。
→ プリントや小テストで反復練習し「主語がHe/She/Itに相当する語の時はsがつく」の定着を目指します。
4.現在進行形と一般動詞の使い分け
「I _ playing soccer.」など、be動詞が抜けるミスが目立ちます。
- ~ing形の作り方の練習
- 進行形の疑問・否定文はbe動詞の文と作り方が同じであること
- 一般動詞の疑問・否定文の作り方との比較
上記の点を定着できるように工夫しています。
5.動詞の過去形(特に不規則変化)
「go → went」のような不規則変化は、中学1年範囲では最大の暗記項目です。
→ 徹底して、不規則動詞の小テストを行って定着をはかります。
余力のある生徒は「go-went-gone」のように過去分詞まで暗記してもらい、2年生以降の受動態や現在完了に向けた準備も行います。
大切にしていること
「わからない」が「わかる!」に変わる瞬間は、勉強が楽しくなるきっかけになります。
特につまずきやすいポイントでは、生徒の理解度に合わせてプリント・小テストなどを使い分け、丁寧にフォローしています。
英語は積み重ねが大切な教科です。
小さなつまずきもそのままにせず、いつでもご相談ください。