シリウス21英語の難易度-1
シリウス21英語-3つの難易度
シリウス21英語には、難易度に応じて3つの種類があります。
難易度が高いものから順に、
- シリウス21 発展編
- シリウス21 標準編※教材には「標準編」の記載はありません
- シリウス21 α(アルファ)
となっており、それぞれのレベルに応じて使い分けることができます。今回はこの中から、一番やさしいレベルの「シリウス21 α」についてご紹介します。英語が苦手な生徒や、基礎からしっかり固めたい方にぴったりの教材です。

「シリウス21英語 α」ー解いて覚える英文法
「シリウス21英語 α」(以下「シリウス α」)は、英語が苦手な生徒でも無理なく文法を身につけられるよう工夫された教材です。
最大の強みは、次の2点にあります。
- ポイントを「1ページにつき1つ」にしぼっている
- 問題を解きながら(手を動かしながら)解説を頭にいれられる
この2つの工夫によって、文法の理解が自然に進み、飽きずに取り組める構成になっています。
以下で、詳しくご紹介していきます。
1ページ=1項目の文法ポイント
「シリウス α」では、各文法単元の導入部分には、3ページが割かれています。
この3ページは、文法ポイントに対応しており、1ページ=1項目という明快な構成です。
たとえば「受動態(1)」の単元では、
- 1ページ目:基本形(Be動詞+過去分詞)
- 2ページ目:否定文
- 3ページ目:疑問文
というように、1つの文法テーマを3つの小項目に分けて、順を追って学べるようになっています。
それぞれの解説の下には、すぐにその内容を使った演習問題が並んでいるため、読んだらすぐに実践でき、飽きずに取り組めます。

さらに、「受動態(1)」では現在形のみ、次の章である「受動態(2)」では過去形や助動詞を含む受動態を扱うなど、文法内容が一度に混ざらないよう配慮されています。
これにより、生徒は一つひとつの文法事項を段階的に、ゆっくりと確実に学ぶことができま
シリウスαは「解いて覚える」英語教材
「シリウスα」は、各ポイントの解説を最小限にとどめ、問題を解きながら理解を深めていくスタイルの教材です。
- 解説を聞くのが苦手
- 解説文を読んでもなかなか頭に入らない
そんな生徒でも、問題を通して文法の仕組みを体感的に理解できるのが、この教材の大きな特長です。「とりあえずやってみる」ことで、自然と文法のルールが身につき、無理なく学習を進められます。
Training → 錬成問題 → 確認テストで定着
3つのポイントの学習が終わったら、復習ステップがスタートします。
「シリウスα」では、以下の3段階で理解を深め、定着を図ります。
- Training :大問ごとに3つのポイントに対応した類題で確認
- 錬成問題:応用力を試す演習で実力アップ(3つのポイントはランダムに出題)
- 確認テスト:単元全体の理解度をテスト形式でチェック(同上)
まとめ:「シリウスα」はこんな生徒におすすめ
- 英語が苦手で、まずは基礎から始めたい
- 解説を読むより、問題を解きながら覚えたい
- 文法の流れをシンプルに整理したい
「読むより解く」で英語力を伸ばしたい生徒に、ぴったりの1冊です。
