【文型学習に特化】英語問題集2選
英語の文型(第1文型~第5文型)をしっかり理解することは、英文読解や英作文の基礎力を高めるうえで欠かせません。しかし、市販の問題集では「文型だけ」に絞った教材はありません。
そこで今回は、家庭教師としておすすめできる「文型学習に特化した(=「文型」を扱う章が多い)問題集」を2冊ご紹介します。どちらも語彙力に不安がある生徒でも取り組みやすく、文型理解を段階的に深められる構成になっています。
①『英文法基礎10題ドリル』(駿台文庫/田中健一先生)
- 対象文型:第1文型~第5文型
- 構成:1講につき1つの文型(第1講~第5講)
- 問題形式:並び替え問題中心
【特徴】
- 問題文の下に単語の意味が記載されているため、語彙力に不安がある生徒でも安心
- 文型の基本構造を丁寧に確認できる
- 難関高校を受ける中学生にもおすすめ

②『英文読解入門ドリル』(駿台文庫/田中健一先生)
- 対象文型:第1文型~第5文型
- 構成:第1講~第8講(第6講は熟語:1文型・3文型の動詞を中心)
- 問題形式:英文を文型に分ける+英文和訳
【特徴】
- 全ての英文を「手を使って」SVOCMに分けることで、文型の定着ができる。
- 英文法基礎10題ドリルと同様、単語の補助があるため、語彙力不足の生徒も安心
- 目的語が、句[不定詞・動名詞]や節[接続詞・疑問詞+S+V~]の文も含まれている。

学習の進め方:おすすめの順序
- まずは『英文法基礎10題ドリル』で文型の基礎を固める
- 次に『英文読解入門ドリル』で復習をしながら、節や句などの入ったやや複雑な文型も学習する。
文型の問題集:まとめ
文型は英文の「骨格」です。語彙や文法の知識があっても、文型が曖昧だと読解や作文でつまずきがちです。今回ご紹介した2冊は、文型に特化しているだけでなく、語彙のサポートもあるため、家庭教師の授業でも非常に使いやすい教材です。
生徒のレベルに合わせて使い分けながら、文型の力をしっかり育てていきましょう!